お金をかけること、かけないこと
こんにちは、火(@tuh_i)です。
今まで、ミニマリストとしてモノの減らし方に関して何度か記事を書いてきました。
(「ミニマリストって何?」という方は以下の記事をご覧ください。)
ところが、ミニマリズムの最大の目的は、自分にとって不要なモノを減らすことではありません。
最大の目的は、自分の好きなモノ、やりたいコトに全資源(お金・時間)を集中させることです。
無駄なモノを減らすことは、余分なお金や時間を生み出すことにつながります。
それらを自分の好きなモノ、やりたいコトに集中させることが可能になるので、モノを減らすのです。
モノを減らすことは、「最大の目的」を達成する手段にすぎません。
僕も、モノを極限まで減らした今、好きなモノにたくさんのお金を投入し、関心の薄いモノにはお金を使わなくなりました。
今回は、その部分を深く掘り下げてお話ししようと思います。
お金をかけるモノ・コト
自転車
一つ目は自転車(DURCUS ONE・MASTER)です。
車、バイクも好きですが、自転車が一番だと思っています。
少し前まで、一般的なロードバイクに乗っていましたが、できるだけシンプルでミニマルなデザインを追求するためにピストバイクという自転車に買い換えました。
価格は10万円を超えましたが、乗るだけで満足感をもたらしてくれます。
加えて、移動時間が短縮され、時間の創出にもつながるので、良い買い物でした。
筋トレ用品
二つ目は筋トレ用品です。
趣味として筋トレを行っていますが、お金がそこそこかかります。
その内訳は
- スポーツジム会費 ひと月当たり約8,500円
- サプリメント代 ひと月当たり約5,000円
計13,500円を毎月出費しています。
サプリメントは、二か月に一度の頻度でまとめ買いしていますが、めちゃくちゃでかいです。(下写真)
筋トレには、相当お金をかけているつもりですが、
- 自信がついて気持ちに余裕が生まれる
- 病気になりにくく、健康になれる
- 食生活が変わる
- 睡眠の質が上がる
- 相手に与える印象が変わる
などなど、メリットを挙げるときりがありません。
筋トレは、破格の利回りが保証された投資であるといえます。
月13,500円かけても安いでしょう。
寝具
僕はベッドを持っておらず、床にマットレスを敷いて寝ています。
ベッドを買うお金は必要ないので、その分良質な寝具を買うことを重視しました。
そこで使用しているのが、アイリスオーヤマの「エアリーマットレス」です(下写真)。
このマットレスは、厚さたったの5cmにもかかわらず、横たわっても床の硬さを感じずに寝ることができます。コンパクトにたたむことができますし、何より超軽量です。
ミニマリストのための寝具であるといえます。
価格は決して安くありませんが、一日平均7時間使用するモノなので、お金をしっかりかけています。
お金をかけないモノ
服
僕がお金をかけないモノの代表格として服があります。
最低限のおしゃれはしたいと考えていますが、それ以上は求めていません。
この春に着ている服は、下着を抜いて
- 白シャツ 2枚
- デニムシャツ 1枚
- チノパン 3枚
の計6枚です。
新しい服は、かれこれ半年買っていません。
以前の僕は、服を買っても新しい服に関心が向き、一向に満足できず、無限に支出をしていました。
また、大量の服を所有しても、その中で本当にお気に入りな服はほんの一握りしかない経験は皆さんにもあると思います。
服を大量に持っているのに、「着る服がない」と悩む不思議な現象が生じる理由はそこにあります。
また、服を持たないことは、着る服に悩む時間を節約することにもつながります。
スティーブ・ジョブズ氏が、無駄な選択を避けるために毎日同じデザインの服を着ていた話はあまりにも有名です。
ファッションに関心があり、持っている服一つ一つがほんとうにおきにいり、かつ毎日のコーディネートを考えることが楽しい人はたくさんの服を所有すべきだと思います。
僕はそうではないので、服は持たない選択をしました。
嗜好品(コーヒーは例外!!!)
僕はコーヒー以外のあらゆる嗜好品を極力消費しないことにしています。
具体的には、
- タバコ
- ジュース
- お菓子
などがあげられます。
嗜好品は時間・健康・お金を一度に消費するモノだと考えます。
そこに自分の資源を注ぐよりも、自分が本当にやりたいことに注ぐほうが合理的に思います。
ただし、僕はコーヒーが本当に好きなので、コーヒーは全力で飲みます。
まとめ
今回は、僕が普段お金をかけているモノ、かけていないモノを紹介しました。
繰り返しになりますが、とにかく自分にとって必要なモノとそうでないモノを明らかにし、出費の度合いを決定することが重要です。
そのことこそ、ミニマリズムの本質に近づく第一歩だと思います。