物を減らしたい人が実行すべき4つの考え方
こんにちは、ミニマル火(@tuh_i)です。
今回の記事は、
- 「ついモノが増えてしまう…」
- 「ミニマリストのような、すっきりした生活がしたい!」
という方にぜひ読んでいただきたい内容です。
また、以前の記事でも、「爆速でミニマリストになる方法」をご説明しているので、あわせてどうぞ。
モノを減らすためには??
現役ミニマリストの僕が、モノを減らすために重要だと感じていることは、「新たにモノを増やさないこと」です。
かなり当たり前のことに聞こえますよね?
しかし、日常生活において、油断しているとモノは一瞬にして増えてしまいます。
例えば、傘を買いにコンビニに行ったのに、不要な食べ物まで買ってしまう経験はこの典型です。
あらゆるお店は、僕たちができるだけお金を使いこむように商品の配置に試行錯誤を加えています。
そのような状況で、自分にとって本当に欲しいモノだけを手に入れることは、意外にも至難の業なのです。
以下では、自分にとって不要なモノを増やさないための方法を解説します。
無駄なモノを増やさないために
1.自分のためにほしいのか、他人のためにほしいのか見極める
まずは、他人のために欲しているモノを徹底的にブロックしましょう。
例えば、流行りの服を買う際に、その服のデザインが気に入って、本当にほしくて買うのなら問題ありません。(自分のために欲している)
ところが、「流行を追いかけている自分」を演出しようとしている、または、「おしゃれに精通している自分」を装うためにそれを買っているのならそれは問題です。
これは、他人に良く見られるための消費、つまり「他人のために欲している」状態です。
このような、他人のために欲するモノは自分にとって不必要なので、積極的に断ち切るべきです。
また、自分がそのモノを本当に欲しているのか否かを知るためには、「新たなモノを持つときの基準」を設けることが効果的です。
以下の記事では、その部分を解説しているのであわせてどうぞ。
2.まとめ買いをやめる
日用品や、特売されていた食材などを「まとめ買い」した経験は誰しもあると思います。
まとめ買いしたほうがお得で、買い物の手間も省けるので確かにメリットはあります。
しかし、僕はこれをお勧めしません。
なぜなら「まとめ買い」は、自分の持っているモノの総量を把握しづらくし、かえって損失をもたらす場合が多いからです。
まとめ買いしたモノを余らせたり、腐らせたりする経験はこの典型です。
「あまりそう、腐りそうになったら急いで消費すればよいのでは?」という意見もあるでしょう。
ところが、そのように自分の気分を無視して無理やり消費することは、そのモノから値段相応の満足感を得られないことになり、結局損です。
このように、「まとめ買い」はメリット以上にデメリットの大きい行為です。
それでもまとめ買いをしたいなら、次にあげる基準を守ってください。
その基準とは、半年間以上愛用しているモノであるということです。
半年間使い続けているモノならば、これから先も使い続ける可能性が高いです。
僕自身、プロテインなどは1年間飲み続けているので、たくさんストックしています。
逆に、この基準に沿わずにまとめ買いしたモノ(野菜ジュース箱買いした)は、余り始めており、猛省しています。
皆さんも「まとめ買い」には気を付けてください。
3.買う基準を値段にしない
無駄にモノを増やしてしまう人は、「安かったから買う」という意思決定をする傾向にあります。
つまり、買う理由を値段に求めているというわけです。考え方をぜひ改めてほしいんですが、モノが値段以上の満足感を自分に与えないなら、その買い物は失敗です。(僕も時々失敗しています)
上図のように、60円分の満足感をもたらす商品Aと、150円分の満足感をもたらす商品Bを比べると、「安い」のは商品Bです。
とにかく大切なのは、モノが自分にどれだけの満足感をもたらすかということです。
値段が低くても、満足感の得られないようなモノは高いですし、値段が高くても、それ以上の満足感が得られるモノは安いです。
僕は1か月前、10万円を超える自転車を購入しましたが、今でも買ってよかったと思えています。
また、自転車に乗ること自体が以前より楽しくなったので、安い買い物だったと判断しています。
自分にとって無駄なモノを増やさないためにも、値段基準で買うのではなく、満足感基準で買うことを心掛けるとよいと思います。
4.足るを知る
無駄なモノを増やさないために、「足るを知る」ことが大切です。
「足るを知る」とは、自分が満足できる水準を明確に知っておくということです。
例えば僕は、服を上下合わせて8着しか持っていませんが、これで満足しているので今後服を買うつもりはありません。
「8着」という水準で満足しているのです。
なぜ「足るを知る」ことはそんなに重要なのでしょうか?
それは、「人間の欲」と「新たなモノ」の出現が無限に続くものだからです。
人間の欲は、「新しいモノを買っても最新版が登場するとそれが欲しくて買う、また新しいものが登場するとまた買う…」といったように、無限に続きます。
そしてメーカー側は、会社の利益を出し続けなければならないので、モノのバージョンアップを無限に続けるでしょう。
無限に欲する人間と、無限に提供するメーカー、この二者が存在する限り、僕たちはお金を浪費することを死ぬまでやめられません。
そこから抜け出すために、「足るを知る」ことが最重要なのです。
足るを知り、一生続くであろう浪費のループから抜け出せると、無駄なモノはほとんど増えなくなります。
それは、皆さんからお金の悩みをキレイさっぱり消し去ってくれることにもつながるでしょう。
まとめ
モノを無駄に増やさないために…
- 自分のためにほしいのか、他人のためにほしいのか見極める
- まとめ買いをやめる
- 買う基準を値段にしない
- 足るを知る
ぜひ実践してみてください。ではまた。