「もったいないから捨てられない」は勘違い
こんにちは、火(@tuh_i)です。
使ってないモノ、必要ないモノを断捨離していく中で、「もったいないから捨てられない」という壁にぶち当たることは多いと思います。
かくいう僕も、そんな考えが頭に浮かんで断捨離を思いとどまった経験は多いです。
今回は、そんな「もったいない思考」に焦点を当てたいと思います。
「もったいない」のタイミング
皆さんの多くは、モノを「捨てるとき」に「もったいない」と感じていると思います。確かに買ったモノを捨てることは一見もったいないように思えます。
でも、実際はそうではありません。
本当にもったいないのは、大して使わないモノを買うためにお金を「支出したとき」です。
僕たちの消費行動は
- 最初にお金を支出して、
- そこから満足感を得、
- それによって支出分を回収する
という構造をとっていると思います。(下図)
もし仮に、自分にとって不必要なモノ、ふさわしくないモノを買ってしまったとすると、それを無理やり使ったところで満足感は得られないので下図のようになります。
つまり、不必要なモノを買った段階で、それを捨てようが、捨てずにとっておこうが、支出分を回収することは不可能ということです。
皆さんが、「もったいないからとっておこう」と考えている段階において、「本当にもったいない瞬間」はとうの昔に過ぎ去っています。
この記事を読んでくだっさた皆さんには、どうか「もったいない思考」をかなぐり捨てて、断捨離を円滑に進めてほしいと思います。
また、断捨離を進めると同時に、それをなぜ捨てることになってしまったのか、という理由を考える習慣をつけることをお勧めします。
例えば、「自分には大きすぎた」「部屋の雰囲気に合わないデザインだった」などは捨てる理由になりやすいです。
このことを意識しておくことで、モノを買う際に同じ失敗をすることを避けられます。
まとめ
- 「もったいない」のは「捨てるとき」ではなく「支出するとき」
- 満足感が得られないモノはいつまで所有しても損である
- 捨てる理由を考える
「もったいない思考」を捨てて、モノを捨てていきましょう!!